ブロイヤー コレクション チェスカチェア アームチェア マットフレーム
工業的なスチールと、籐張りの背と座面が美しいコントラストを織りなすチェスカチェア。発表から70年以上経った今でも色褪せることなく、広く親しまれています。このチェアは、愛娘の名前にちなんで「チェスカチェア」と名付けられました。スチールパイプ素材ならではの特性を利用したキャンティレバー(片持ち)が、柔軟性のある快適さを与えています。そのスッキリとしたフォルムは、ダイニングルームに限らず、書斎やアトリエなど、省スペースな空間にも溶け込みます。同シリーズには、アームの無いタイプや張地がファブリックのタイプもございますので、インテリアのテイストに合わせたコーディネートをお楽しみください。
よりすっきりとした印象のアームレスタイプにバウハウス カラーが追加されました。Ludwig Mies van der Rohe(ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ)とMarcel Breuer(マルセル・ブロイヤー)のバウハウス時代のルーツに基づいて、彼らのデザインにおけるカラーパレットの拡張は、インテリア空間に新たなトーンとテクスチャーの深みをもたらしました。今回の新しいカラーコレクションは、1925年から1928年の間、両者がバウハウスに在籍していた時期に製作された作品にインスピレーションを得たものです。
W56 x D58 x H80cm / SH46cm
スチールパイプ クローム仕上、籐
保証内容はメーカーの保証規定に準じます。
在庫状況により、納期は大幅に前後する場合がございます。
お急ぎの場合は、お問い合わせください。
※画像は取り扱いのない仕様も含まれます。
2020年6月より、背座面の籐張りが手編みから機械編みに変わり、価格が変更いたしました。
機械編みと手編みでは若干ディテールが異なります。
北海道 | 本州・四国・九州 | 沖縄 | |
---|---|---|---|
軒先渡し | 0円 | 0円 | 0円 |
ドイツ出身のハンス・ノル(ウォルター・ノルの息子)は、1938年にニューヨークで家具ブランド、Knoll(ノル)を設立しました。ノルの経営にはデザイナーであり妻であるフローレンス・ノルも務め、夫婦で事業の発展に取り組みました。「ノル社の歴史は、近代デザイン運動の歴史でもある」と言われ、ミッドセンチュリーモダンを代表する家具ブランドとして国際的地位を確立しました。代表作には、ミース・ファン・デル・ローエの「バルセロナ・チェア」やエーロ・サーリネンの「チューリップチェア」など、20世紀デザインに多大な影響を与えた数々の名作家具があります。「使われる芸術品」と評されたノルの家具は、美しさと心地良さがあり、家庭のあらゆるシーンにおいて、モダンでありながら温かな空間を生み出してくれます。
Marcel Breuer(マルセル・ブロイヤー)は、1902年ハンガリー生まれ。1920年にバウハウス・ヴァイマールの一期生として家具工房へ入学します。1925年から28年までバウハウス・デッサウで家具工房の主任を務めたマルセル・ブロイヤーは、「ワシリーチェア」や「チェスカチェア」など、自転車構造から着想を得たスチールパイプの家具を生み出しました。それらはモダニズムデザインの代表作となり、多くのデザイナーに影響を与えました。
籐(らたん)は、熱帯雨林地域に自生するヤシ科の植物。籐張りのシートは、腰掛けるとわずかにしなり、弾力性のある座り心地をもたらしてくれます。(スタッフT.T)