アルネ・ヤコブセン ウォールクロック ステーション
1943年にラウリッツ・クヌーセンとのプロジェクトで製作され、テーブルクロックとして初めて市場に出た幻のArne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)デザインがARNE JACOBSEN WALL CLOCK STATION(アルネ・ヤコブセン ウォールクロック ステーション)と呼ばれる理由。それは当時、手書き風の柔らかなフォントがヨーロッパの主流となり多く使われている中、ヤコブセンはドイツ バウハウスの哲学でもある機能美の流れを組んだデザイン性よりも視認性を重視するフォントを採用し、最もシンプルでどんな空間にも馴染むクロックを発表したことから由来します。このクロックデザインは発表後瞬く間にデンマーク国内へ広がっていくこととなります。
国民の大多数が利用する時計を目にする必要がある場所「駅」、このシンプルで普遍的な時計デザインは鉄道の駅に採用され、まるでそれが最初からそこにあったかのように自然に馴染み、多くの人に時間を伝えるための大切な道具となりました。 ラウリッツ・クヌーセンの博物館にはコレクションとしてステーションと同フォントのクロックが並んでいます。 クロックでは初となるブラックケースにアラビアンインデックスを採用したステーションは現代においてもその場の雰囲気やインテリア、景観に自然に調和する万能なプロダクトです。
Φ16 x D4.5cm
Φ21 x D5.1cm
Φ29 x D6.3cm
ケース:アルミニウム
ケースバック:アルミニウム
風防:ミネラルガラス
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今日のモダンな北欧デザインの原型を作り上げたARNE JACOBSEN(アルネ・ヤコブセン)。トータルデザインという名の完璧主義に基づき、ヤコブセンが建築物の設計時に手掛けたウォールクロックをオリジナルに忠実に再現した「クロック」コレクション。半世紀の時をへて復刻したヤコブセン初期のプロダクツ「テーブルクロック」コレクションと、北欧デザインを身近に感じるアイテムばかりです。
Arne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)は1902年、デンマークのコペンハーゲンで生まれました。1924年デンマーク王立芸術アカデミーに入学し、在学中にパリ万国博覧会に出展した椅子がシルバーメダルを受賞しました。 1960年に完成したデンマーク初の高層ビルSASロイヤルホテル(現・ラディソンブルーロイヤルホテル)を設計し、建築のみならず家具や照明、ドアノブ、時計、食器類などのデザインも一貫して手掛けました。