1985年にスペイン バルセロナで創業したブランドSanta & Cole(サンタ&コール)の TATU LAMP(タトゥー ランプ)は、ヨーロッパでポップアートのアイコンとなったランプです。 スペインにおけるインダストリアルデザインのパイオニアAndre Ricard(アンドレ・リカール)によって、1972年に作られました。「TATU」はスペイン語でアルマジロを意味します。アンドレ・リカールは妻と大西洋を渡るフライト中にこのランプの着想を得ました。フライト中アルゼンチンの野生生物についての本を読んでおり、隣で眠る妻を読書灯で起こさないか心配していました。
本の中に登場するアルマジロ、妻の睡眠を邪魔しない照明、ふたつが交差し異色の組み合わせでのアイディアが浮かびました。 3つのジョイントでそれぞれ自由に回転させ、シェルフやデスク、ベッドサイドテーブルなどに使えるだけでなく、付属パーツを使えばウォールランプとしても活躍します。 ビーム角が調整可能な集光レンズにより、スポットライトや間接照明としても幅広い用途に対応します。
Φ8 x W20.5 x H25cm
プラスチック、スチール
LED 6W 171lm
LEDモジュール内蔵光源?体型
0~100%で調光可能
定格電圧:100V 50 / 60HZ
保証内容はメーカーの保証規定に準じます。
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Santa & Cole(サンタ&コール)は、Nina Mas(ニナ・マソ)、Javier Nieto Santa(ハビエル・ニエト・サンタ)、Gabriel Ordeig Cole(ガブリエル・オルデイグ・コール)の3人によって1985年に設立されました。設立当初は、バルセロナの著名なバーのためにオリジナルのランプを制作していましたが、すぐに常連客の自宅の照明を依頼されるようになりました。当時はハロゲンランプが流行しており、それに合わせて木や縫い目のあるボール紙、リボンなどの自然素材を使うことを提唱しました。既存のデザインに準ずる時もあれば、「Bvsica」のように新しいデザインを開発するときもありました。1990年代に入ると、バルセロナオリンピックの影響を受け、パブリックスペース用に「ESTADIO」や「MOARE」などの大型ランプ、モジュール式ランプが誕生しました。21世紀になり、LED照明が登場してからも、「Cirio」や「Teki」シリーズなどで物や影、人の美しさを引き立てる光を追求し続けています。
Andre Ricard(アンドレ・リカール)は、スペインにおけるインダストリアルデザインのパイオニアであり、その分野の社会的、企業的発展に大きな貢献をしてきました。ADI-FAD(Agrupacin de Diseo del Fomento de Artes y Diseo)の会長やADP(Asociacin de Diseadores Profesionales)の創立会長を務め、1992年のバルセロナオリンピックを支える存在になりました。アンドレ・リカールの作品のほとんどは、職人による特別な処理が必要な天然素材を使用しているのが特徴です。製造過程における手作業をとても重要視しているためです。「クラフトマンシップは、伝統や素材の価値を維持し、何よりもプロダクトを際立たせることができる方法だ」という信念のもと物づくりを行っています。