Santa & Cole
サンタ&コール
Santa & Cole(サンタ&コール)は、Nina Masó(ニナ・マソ)、Javier Nieto Santa(ハビエル・ニエト・サンタ)、 Gabriel Ordeig Cole(ガブリエル・オルデイグ・コール)の3人により、スペイン・バルセロナで設立されたブランドです。
Gabriel(ガブリエル), Nina(ニナ), Javier(ハビエル)
1981年に、デザイナー兼アーティストの Gabriel Ordeig Cole(ガブリエル・オルデイグ・コール)とインテリアデザイナーである Nina Masó(ニナ・マソ)は出会い、恋愛をし、やがて生活、仕事を共にすることとなります。
1980年代のバルセロナはデザイン革命の時代であり、街は変化を求めエネルギーに満ち溢れ、この二人もその時代の潮流の中で、街中の多くのバーやレストランの空間、照明をデザインしました。
Nina(ニナ)にとって義理の兄で、当時は経済学者であり企業家でもあった Javier(ハビエル)に、Gabriel(ガブリエル)を紹介したことから、1984年にJavier(ハビエル)宅のインテリアデザインを二人が手がけることになり、このプロジェクトをきっかけに、3人で SANTA & COLE(サンタ&コール)を1985年に設立することになります。
Nina(ニナ)は1956年から2023年にかけて活躍したインテリアデザイナー、編集者、そしてSanta & Cole (サンタ&コール) 社の共同設立者兼副社長でした。
彼女はインテリアデザインを学び、バルセロナのフィラ・デ・バルセロナでキャリアをスタートさせ、さまざまなバーやナイトクラブの照明やインテリアデザインを手がけました。
1983年には自らセレクトしたインテリア製品やギフトを販売するショップ「パスポック」をカルデデウにオープンしました。
1985年設立当時、照明と家具の編集を行なっており、バルセロナの住宅地に工房を構えました。 工房という名の納屋の中は夏は汗だくになるほどの暑さ、冬は凍えるような寒さでしたが、自然光がとても美しい場所でした。
何より皆エネルギーと情熱に満ち、仕事は大変な時期でしたが幸せな日々でした。 設立よりわずか9年後の1994年、Gabriel(ガブリエル)は病に倒れこの世を去ることになりますが、 Gabriel(ガブリエル)への敬意と彼の遺志を継ぎ、Nina(ニナ)とJavier(ハビエル)は Santa & Cole (サンタ&コール)を精力的に続け成長させてきました。
・多岐に渡る事業展開
アウトドア事業開始: 1987年からバルセロナ再生事業の一環として、アウトドア事業を開始。 自転車スタンド、ベンチ、街灯などの商業施設・公共施設向けの製品をデザインしました。 1992年のオリンピックでは大型のペンダント照明 Estadio を提供しました。
・書籍編集事業開始
1991年には、照明を通じて世界に情報を発信するために、デザイナー、インテリアデザイン、建築に関わる書籍の編集を開始しました。
・オフィス移転・植栽事業開始
2004年には社屋をベヨックに移転し、新社屋のオフィスは古い寄宿舎を使用しており、製品アーカイブの部屋やサンタ&コールのプロダクトが展示されています。同時に、周辺の広大な土地を取得し、植栽事業も開始しました。
・アート編集事業開始
2020年には、アートの編集も開始。Neoシリーズとして、オリジナルの作品をデジタル化し、3Dスキャニングして紙に印刷することで、オリジナルと同じ感情を味わえるアートエディションを提供しています。
Santa & Cole (サンタ&コール)の社名は、創業者であるJavier(ハビエル)とGabriel(ガブリエル)の苗字から取られています。
"Santa"はスペインの姓であり、"Cole"は英語の姓です。Gabriel(ガブリエル)の母親はイギリス人であり、これらの名前が組み合わされたことで国際的な響きを持つ社名となりました。
会社は世界を見据えており、その意思を表すために、Santa & Cole (サンタ&コール)のロゴは眼鏡をかけた目で表現されています。 このロゴは、細部にまで注意を払い、世界を見つめるという意味を持っています。
クラッシックからコンテンポラリーなものまで幅広いラインナップが特徴的な Santa & Cole (サンタ&コール)は、美しいデザイン、時代を超越するクオリティ、尊敬すべきデザイナーの照明を追い求め、物や影、人の美しさを引き立てるあたたかい光を追求し続けています。
MAARKETにて、ぜひお買い物をお楽しみください。
Santa & Cole COLLECTION