バベル フロアランプ
1985年にスペイン バルセロナで創業したブランドSanta & Cole(サンタ&コール)の BABEL FLOOR LAMP(バベル フロアランプ)は、ボディにアラバスター(雪花石膏)のみを使用したフロアランプ。スペイン出身のデザイナーのAngel Jove(アンヘル・ジョヴ)によって、1971年に作られました。 BABEL(バベル)は一度はコレクションから外れ廃番となり、SANTA&COLEのオフィスの片隅にアーカイブとして置かれていました。あるデザイナーが訪れた際、ぜひ今の時代に復刻すべきだという熱い思いを受け、プロジェクトが動き出しました。
アラバスター特有の模様が点灯時に浮かび上がります。点灯していない状態でも、オブジェとしての存在感はありますが、決して派手派手しい印象はなく、洗練された美しさと上品さがある照明です。時代を超越するデザインによって空間やシチュエーションを問わず自己を表現する様は、多才なデザイナー自身と重なるようです。
Φ20.2cm / Φ30cm(ベース) x H40.5cm
アラバスター(雪花石膏)
適合電球
E26 普通ランプシリカ 60W x 1
E26 LED 60Wタイプ x 1(密閉型推奨)
定格電圧:100V 50 / 60HZ
保証内容はメーカーの保証規定に準じます。
在庫状況により、納期は大幅に前後する場合がございます。
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※電球非同梱商品となっております。
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軒先渡し | 0円 | 0円 | 0円 |
Santa & Cole(サンタ&コール)は、Nina Mas(ニナ・マソ)、Javier Nieto Santa(ハビエル・ニエト・サンタ)、Gabriel Ordeig Cole(ガブリエル・オルデイグ・コール)の3人によって1985年に設立されました。設立当初は、バルセロナの著名なバーのためにオリジナルのランプを制作していましたが、すぐに常連客の自宅の照明を依頼されるようになりました。当時はハロゲンランプが流行しており、それに合わせて木や縫い目のあるボール紙、リボンなどの自然素材を使うことを提唱しました。既存のデザインに準ずる時もあれば、「Bvsica」のように新しいデザインを開発するときもありました。1990年代に入ると、バルセロナオリンピックの影響を受け、パブリックスペース用に「ESTADIO」や「MOARE」などの大型ランプ、モジュール式ランプが誕生しました。21世紀になり、LED照明が登場してからも、「Cirio」や「Teki」シリーズなどで物や影、人の美しさを引き立てる光を追求し続けています。
Angel Jove(アンヘル・ジョヴ)は1940年スペインのリェイダに生まれ、その土地で建築を学び、1964年に学校を卒業しました。1970年代に入ると、建築以外の芸術分野にも興味を持ち、詩集の出版や、俳優業、脚本家やアートディレクターとして活躍したほか、グラフィックデザイナーやイラストレーターとして、さまざまな分野で活躍しました。その後、バルセロナのゼレステホールのデザインを依頼された際に、Santiago Roqueta(サンティアゴ・ロケタ)から紹介され、インテリアデザインの世界と出会いました。そのプロジェクトでは、テーブルランプ「Babel(バベル)」と「Zeleste(ゼレステ)」を制作し、2つのランプは当時、大きなインパクトを人々に与え、その強烈な印象は何年経っても色褪せることはありません。建築家であり映画監督であり、俳優で、デザイナーでもあるアンヘル・ジョヴは、スペインの文化を全面的に活性化させた芸術家として際立っています。