1985年にスペイン バルセロナで創業したブランドSanta & Cole(サンタ&コール)のPIE DE SALON G1(ピエデサロン ジーG1)は、スタンドシャフトにレザーが施された上質のフロアランプです。
シャフト上部にあるネジを緩めると40cmほど高さが変えられます。3本の細身の脚とボリュームのあるランプシェードのバランスも絶妙な照明です。ミニマルなデザインながら細部までこだわりがつまったプロダクトです。
H120-160cm
シェード:Φ45 x H32cm
ケーブル長:250cm
ブラス:真鍮、レザー、ファブリック、紙
クローム:クローム、レザー、ファブリック、紙
適合電球
E26 普通ランプシリカ60W x 1
E26 LED 60Wタイプ x 1
定格電圧:100V 50 / 60HZ
フットスイッチ
保証内容はメーカーの保証規定に準じます。
在庫状況により、納期は大幅に前後する場合がございます。
お急ぎの場合は、お問い合わせください。
※金属塗装仕上製品の特性について
塗装膜と可動部分が接する箇所では僅かな擦り傷が見えることがあります。
エッジ部分には塗装溜まりが発生することがあります。
塗装表面には微細な凹凸や気泡、微細なチリ片が混入することがあります。
同色のアイテムであっても生産ロットの違いでわずかな色の違いが見られることがあります。
※ファブリック製品の特性について
シェードで使われる部分には光の透過により、点灯時と不点灯時では色の見え方に違いが発生します。
紫外線による経年変化により、素材の発色は淡く、あるいは黄色みを帯びて変化していきます。
リネンファブリックの製品では糸溜まりのように見える部分(ネップ)が点在します。
※電球非同梱商品となっております。
北海道 | 本州・四国・九州 | 沖縄 | |
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軒先渡し | 0円 | 0円 | 0円 |
Santa & Cole(サンタ&コール)は、Nina Mas(ニナ・マソ)、Javier Nieto Santa(ハビエル・ニエト・サンタ)、Gabriel Ordeig Cole(ガブリエル・オルデイグ・コール)の3人によって1985年に設立されました。設立当初は、バルセロナの著名なバーのためにオリジナルのランプを制作していましたが、すぐに常連客の自宅の照明を依頼されるようになりました。当時はハロゲンランプが流行しており、それに合わせて木や縫い目のあるボール紙、リボンなどの自然素材を使うことを提唱しました。既存のデザインに準ずる時もあれば、「Bvsica」のように新しいデザインを開発するときもありました。1990年代に入ると、バルセロナオリンピックの影響を受け、パブリックスペース用に「ESTADIO」や「MOARE」などの大型ランプ、モジュール式ランプが誕生しました。21世紀になり、LED照明が登場してからも、「Cirio」や「Teki」シリーズなどで物や影、人の美しさを引き立てる光を追求し続けています。
Jaume Sans(ハウメ・サンズ)は、デザイナーであり、1930年代に活躍したスペイン・カタルーニャのシュールレアリストの一人。シッチェス(バルセロナ)で生まれ、1932年から1933年にかけて美術工芸学校に通いました。新しい芸術の普及を推進する芸術家グループ、ADLAN(Amics de l'Art Nou)のメンバーとして、1935年の展覧会「Tres Esculptors」で、彫刻作品を発表。この展覧会は、カタルーニャ彫刻の発展に欠かせないものでした。カタルーニャでは前衛的な思想はなかなか受け入れられませんでしたが、国際的には温かく迎えられ、そのため国際的に作品を発表できるようになりましたが、スペインの内戦により、彼らの芸術活動はすべて中断されました。戦後、ハウメ・サンズは独自の家具デザインを展開し始め、中でも特に優れているのは、SANTA&COLE(サンタ&コール)社で発表した「ピエデサロン」というフロアランプです。その後、彼は工業デザインに専念し、その分野への情熱を現在同じ分野で働いている3人の子供たちに伝えました。