Herman Miller
ハーマンミラー
世界中のワークスペースを変革してきた家具ブランド
アメリカ・ミシガン州で1905年に創業したHerman Miller(ハーマンミラー)は、革新的なオフィスチェアや、時代を象徴するミッドセンチュリーモダン家具で世界的に知られるブランドです。家具というプロダクトの枠を超え、「人と空間の関係性」そのものを変革する挑戦を続けてきました。
ハーマンミラーの名が世界中に広まった背景には、「美しいものは、使う人に寄り添ってこそ価値がある」という一貫した哲学があります。この哲学は、時代が進み、テクノロジーや働き方が変化しても、決して揺らぐことはありません。
「人のためのデザイン」を追求し続ける哲学
ハーマンミラーの製品は、見た目の美しさだけでなく、人間工学や快適性に基づいた“使う人のためのデザイン”が徹底されています。
“座る”の常識を変えた、世界基準のワークチェア。
1994年に発表された AERON CHAIR(アーロンチェア ) はその象徴的な存在です。通気性・可動性・サステナビリティを兼ね備えたこのチェアは、オフィスチェアの常識を覆し、今なお世界中で愛されています。現代の働く人々のために、人間工学・機能・人体測定学・環境の観点からさらなる進化を遂げています。
“座る”ことを意識させない、究極のフィット感。
COSM CHAIR(コズム チェア) は、体重や姿勢に応じて自動でリクライニングを最適化する「オートハーモニックチルト」を搭載した革新的なワークチェアです。調整不要で、初めて座った瞬間から理想的な座り心地を実感できます。デザインと機能性を兼ね備え、オフィスにもホームにも自然に溶け込むスタイリッシュな佇まいが魅力です。
革新的なデザインと快適な座り心地を両立した、人間工学チェア。
建築から着想を得た大胆なデザインと、ハーマンミラーならではの人間工学設計が融合した SAYL CHAIR(セイルチェア)。背面の「Yタワー構造」とフレームレスのメッシュバックが背中の動きに柔軟に対応し、長時間でも快適な座り心地を提供します。軽量でコンパクトな設計はホームオフィスにも最適。豊富なカラーバリエーションとサステナブルな素材使いも魅力です。
時代を超えて愛される、ミッドセンチュリーの名作ラウンジチェア
Eames Lounge Chair & Ottoman(イームズラウンジチェア & オットマン) は、1956年に
Charles & Ray Eames(チャールズ & レイ・イームズ)夫妻によってデザインされた、モダンファニチャーの象徴ともいえる一脚です。成形合板と本革を組み合わせた構造は、重厚感と柔らかな座り心地を兼ね備え、まさに “くつろぐためのデザイン” を体現しています。使い込むほどに風合いが増し、世代を超えて受け継がれる逸品です。
時代を超えて愛される、ミッドセンチュリーの名作。
Eames Plastic Shell Side Chair(イームズ プラスチックシェル サイドチェア) は、世界初の大量生産可能なプラスチック製チェアのひとつです。無駄を削ぎ落としたシンプルなフォルムは、時代を超えて愛され続け、現在もなお家庭やオフィス、カフェなどあらゆる空間で親しまれています。人体に沿ったシェル形状が快適な座り心地を実現し、脚部の素材やカラーの組み合わせによって、多彩なバリエーションが楽しめるのも魅力。
「美しく、実用的で、誰もが使える」──そんなイームズ夫妻の理念を体現する、デザイン史に残る一脚です。
デザインの力で、よりよい社会を
Herman Miller(ハーマンミラー)が大切にしているのは、「使う人にとって本当に心地よいかどうか」。
見た目の美しさや流行ではなく、科学と感性の両面から、人の体と心に寄り添うデザインを追求しています。
長時間の着座、多様な働き方、環境への配慮など、現代の課題にも、私たちはデザインの力で応え続けてきました。
リサイクル素材の活用、修理による長寿命化、そして誰もが快適に使えるユニバーサルデザイン。
これらすべてが、私たちが単なる家具メーカーではなく、思想を持つブランドであることの証です。
働く場所も、暮らす空間も、もっと自由に、もっと快適に。
Herman Miller(ハーマンミラー)はこれからも、人と社会に寄り添うデザインを提案し続けます。
Herman Miller COLLECTION