1928年マルニ木工の前身である「昭和曲木工場」が広島で設立。創業以来「工芸の工業化」をモットーに、新技術の研究に勤しみ、木工機械の開発導入を進め、あらゆるプロセスにおいて改革を進めたマルニ木工は「技術のマルニ」と評されました。工芸の美しさを残しつつ、機械加工を追及したマルニ木工は「木」を知り尽くした国内家具メーカーです。2008年には深澤直人と共に「ヒロシマ」を発表し、アップル新本社・アップル・パークで「ヒロシマアームチェア」が数千脚採用されました。2011年にはジャスパー・モリソンも加わり、年々その世界観を広げています。デザイナーと技術者が真摯に向き合い、木の魅力を引き出すデザインと、職人による精緻なモノづくりを続けています。