Stelton

ステルトン

1960年、友人であったStellanとCartonがそれぞれの名前を取り「Stelton(ステルトン)」として会社を設立したのが始まりです。アルネ・ヤコブセンが手掛けた「シリンダーライン」で一躍世界にその名を広め、1977年には、エリック・マグヌッセンによる「バキュームジャグ」は北欧を代表する普遍的なアイコンとなりました。各国で高い評価を受けたデザイン製品はNY近代美術館をはじめ、世界中の美術館や博物館にも収蔵されています。近年では、若手デザイナーを積極的に起用し、現代の生活に合わせた新しい製品を発表するなど、進化し続けています。
Stelton(ステルトン)

Stelton

ステルトン


Stelton(ステルトン)は、1960年に設立された革新的なデンマークのデザインハウスです。 国際的なデザイナーや建築家との実りあるコラボレーションを行いレッドドット、ドイツデザイン賞、IDプライスなどのデザインプライスを受賞しています。
Arne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)Cylinda Line(シリンダーライン)Erik Magnussen(エリック・マグヌッセン)Vacuum jug(バキュームジャグ)などの象徴的なデザインはStelton(ステルトン)のDNAの基礎となっており、その耐久性と機能性に優れた製品は世界中の家庭やオフィスに存在しています。
Stelton(ステルトン)
 
1960年、軍隊の仲間であったStellan(ステラン)とCarton(カートン)という2人がそれぞれの名前を取って設立したデンマークの貿易会社がStelton(ステルトン)の始まりです。 彼らはスポーツシューズや家具を売ろうとしましたが、売り上げはなかなか伸びませんでした。

そんな中、ゼーラント州北部のファーレヴェイレにある「Danish Stainless」という小さなステンレスを扱う会社と提携を結ぶこととなりました。これがStelton(ステルトン)を大きくするきっかけになりました。
Stelton(ステルトン)
 
「Danish Stainless」でステンレススチール製のソースポットを作り、デンマークで非常に人気となりました。そして、1963年Peter Holmblad(ピーター・ホルムブラッド)という人物がStelton(ステルトン)のメンバーに加わります。

彼は、営業マネージャーとして従事し、後にStelton(ステルトン)商業的理解が高く、細部に目を向けた熟練したデザイナーとして活躍し、社長まで昇りつめ世界的なメーカーへと導きました。
Stelton(ステルトン)
 
1964年に、Stelton(ステルトン)の社長に就任したPeter Holmblad(ピーター・ホルムブラッド)が「新たなデザインなしにStelton(ステルトン)は残れない」と考え、デンマークで最も有名な建築家でありデザイナーの一人で義父であるArne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)に自分のアイデア見てもらいに行きました。

Stelton(ステルトン)
当時、多忙だったArne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)は、はじめは、この依頼を断っていました。しかし、諦めきれないPeter Holmblad(ピーター・ホルムブラッド)は、ステンレスの加工技術を生かした、自身のアイデアを元に描いたスケッチを手に、Arne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)にコメントを求めて尋ねました。
幾度となく訪ねてくる Peter Holmblad(ピーター・ホルムブラッド)に業を煮やし「デザインとはこういうものだ」と、夕食時、手元にあったナプキンにその場でスケッチを描き直しました。
そして、そのデザインが現在の「Cylinda Line(シリンダーライン)」の原型となりました。
Stelton(ステルトン)
その後、Stelton(ステルトン)は、Arne Jacobsen(アルネ・ヤコブセン)が描いた継ぎ目のない美しいフォルムを実現するために、さまざまな試行錯誤を経て独自のステンレス加工の技術を開発。当初、半年程度と見込んでいた開発期間に3年もの時間を費やし、1967年、ついに「Cylinda Line(シリンダーライン)」として発売に至りました。
クラシックで凛とした美しい佇まいに機能性を兼ね備え、発売から半世紀以上経った現在も、Stelton(ステルトン)を象徴する存在であり、北欧デザインのアイコンとして、世代を超えて受け継がれる名作となっています。
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