BM1160 ハンティングテーブル
ボーエ・モーエンセンのBM1160 ハンティングテーブル。その名は、「ハンティングロッジ」をテーマに開催されたコペンハーゲン家具職人ギルド展で発表されたことと、野性味あふれる木材のイメージから来ています。 モーエンセンのハンティングテーブルの天板は、他のテーブルに比べて細身。空間に限りある場所にも適するほか、テーブル周りにより親密な雰囲気を演出します。そして丸みを帯びた加工が映える木部の意匠。テーブルの各部に繰り返し用いられる無駄のない美しいディテールです。
誰にもでも手の届く家具を追求したモーエンセンのデザインが哲学の表れとも言えます。テーブルに安定性を与えるのは真鍮製の2本の支柱。天板と脚部を優雅に、そして印象的に接合する、考慮された意匠です。また、ほぞ継ぎや職人技が映えるコントラストをつけた木製のくさびなど、脚部の美しさが、テーブルの優雅さを強調しています。
W210 x D82 x H72cm
オーク材 / ウォルナット材、真鍮 / ステンレススチール
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CARL HANSEN & SØN(カール・ハンセン&サン)は、創業110年を超える歴史のあるデンマーク家具メーカー。ハンス J. ウェグナーの家具を最も数多く製作するメーカーとして知られています。1950年、 ハンス J. ウェグナーと協働して「Yチェア」をはじめとする名作家具を発表し、日本の家庭から商業空間に至るまで根強い人気を博しています。現在も妥協の無い高い技術とクラフトマンシップにこだわり、ボーエ・モーエンセン、アルネ・ヤコブセン、オーレ・ヴァンシャー、コーア・クリント、ポール・ケアホルム、モーエンス・コッホといった世界的にも知られたデザイナーの家具をはじめ、イーオスやストランド&ヴァスなど、 デザイン界の新世代達との協働を行うなど幅広いコレクションを発表しています。
Brge Mogensen(ボーエ・モーエンセン)は使用する人びとを核に、その独特のコンセプトで耐久性に優れた家具を世に送り出してきました。第二次大戦後、デニッシュモダンを牽引した大きな影響力を残すデザイナーの一人です。ボーエ・モーエンセンはデモクラティックデザインを掲げ、住宅、コントラクトに向けた、シンプルで機能性に優れた木製家具を数多く発表。いずれも控えめな美学と耐久性を考慮した構造が特長となっています。デザインの基盤となっているのは、明確な構造と装飾をできるだけそぎ落とすこと、そして実験的な試み。その好例がハンティングテーブルやデッキチェアのセットです。またFredericia(フレデリシア)と共に創設時から、「J39 チェア」等、丈夫で長持ちすることで定評のあるチェアを中心に制作しました。