今回のスタイリングのテーマは、『ヒュッゲなサウナ時間』です。
フィンランド発祥のサウナは、サウナストーンと言われる熱した石を乗せたストーブで室内を高温にして、水をかけて発生させた蒸気やストーブの温度を調整します。室内は100℃を超えるほど。
高温の部屋で体を温めた後、雪や水中に入り、一気に体を冷やします。これを繰り返すことによってリラックス効果や疲労回復などの効果が期待できます。
自宅で楽しむサウナの空間にも、こだわりの家具を置き、あなただけのリラックスタイムを。
そんな空間をMAARKETの厳選プロダクトで作りました。
こちらのMG501 PAPER CORD CUBA CHAIR(MG501 ペーパーコード キューバチェア)は、デンマークの家具メーカーCARL HANSEN & SØN(カール・ハンセン&サン)のラウンジチェア。
同国出身のMorten Gøttler(モーテン・グットラー)によって、1997年にデザインされました。
フォルムの美しさと機能性を追求したモダンデザインの典型です。折りたたみ式の椅子を追求してきた先代デザイナーたちの影響が色濃くあわられた一脚といえます。
サウナのあとの外気浴に「ととのい椅子」(サウナや入浴のあとに座って外気浴をするための椅子のこと)として、濡れても傷まない素材でつくられているので、通気性が良くおすすめです。
Santa & Cole(サンタ & コール)のCESTITA ALUBAT(セスティタ アルバ テーブルランプ)は、Miguel Mira(ミゲル・ミラ)によるデザインランプ。スペイン語で「バスケット」と名付けられたように、持ち運びのしやすさがこのランプの大きな特徴となっています。
最新のテクノロジーにより、充電式LEDモジュールを内蔵し、コンセントの場所を探すストレスから解放し、持ち運びをさらに容易にしました。
またアルミニウムフレーム、ポリエチレンシェードを採用し、インドアだけでなくアウトドアでもご使用頂けます。
こちらのベンチは、
Artek(アルテック)のKIULU BENCH(キウル ベンチ)です。
日本の空間・プロダクトデザイナーである二俣公一が、フィンランドのサウナと日本の銭湯・温泉文化という両国に共通する公衆浴場という文化に着想を得てデザインした、キウル ベンチ。「キウル」はフィンランド語でバケツや桶を意味し、公衆浴場にかかすことのできない水や湯を汲む道具を指しています。キウルベンチは、新たな原型となるプロダクトを創造する二俣公一の類稀なる才能を象徴する製品です。
体や心を清め、さらにコミュニケーションの場を生むこれらの文化は、フィンランドと日本の両国の暮らしに深く根づいています。公衆浴場にみる文化の繋がり、それがデザインの出発点となりました。
二俣公一の素材と細部へのこだわりを反映したキウルベンチは、腰掛けるベンチとしてだけでなく、タオルや化粧品、雑誌、おもちゃなどを収納するバスケットや棚として使うことができる多目的性があります。
フィンランドと日本の外交樹立100周年を祝うアルテックのFIN/JPNフレンドシップコレクションのひとつとしてラインナップされるキウルベンチは、フィンランドで生産され、大小2つのサイズでグローバル展開します。
心地良く過ごせる「あなただけの空間作り」の参考にしてみてください。
Photo:Yuya Shimahara