ダネーゼ ノートブック
イタリア・ミラノのデザインブランドDANESE(ダネーゼ)のUNO, LA MELA(ウーノ ラ メラ)やDUE,LA PERA(デュエ ラ ペラ)は、自然のものが持つ形やフォルムをどんどん削ぎ落とししていくことで、ただの「りんごや洋ナシ」ではなく「りんごや洋ナシ」というものの普遍的な原形を追求したEnzo Mari(エンツォ・マーリ)の厳しい姿勢が秘められています。
1965年にEnzo Mari(エンツォ・マーリ)が「自然」をテーマにシリーズで制作したシルクスクリーンによるポスター作品は、この形に至るまでに何度もスケッチを繰り返し、普遍的なフォルムを追求したと言われています。DANESE(ダネーゼ)のアートエディションは絵画よりも手に入れやすく、生活にイメージを取り入れるためのプロダクトとして作られました。まさにアートとプロダクトの境界のような存在です。洗練されたラインと美しい色使いで描かれたこのがノートブックが上質な空間を演出します。
A6サイズ:W15×H10.5 cm/ 40 ページ
A5サイズ:W20.5×H15 cm/ 40 ページ
紙
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DANESE(ダネーゼ)は、ブルーノ・ダネーゼとその妻ジャクリーン・ヴォドツによって イタリア・ミラノに1957年に設立。1960年代には、ブルーノ・ムナーリやエンツォ・マーリに代表されるアーティストたちによる素材と美の探求と、それを精巧に形にする職人の技術から生まれる数々のプロダクトによって、「デザイン関係者はミラノを訪れるとダネーゼに必ず立ち寄る」と言われるほど、イタリアモダンデザインにおいて重要なデザインブランドになりました。
Enzo Mari(エンツォ・マーリ)は、1932年ミラノ生まれ。ブレラ美術学校を卒業後、ブルーノ・ムナーリの紹介でダネーゼのプロダクトデザインを手掛けます。厳格な芸術家にして哲学者であるエンツォ・マーリは、「デザインは思想によって生まれる」と話し、独自の理論を深く追求し作品をつくり出しています。コンパッソ・ドーロ賞を四度(1967年・1979年・1992年・2001年)受賞し、イタリアを代表するデザイナーです。