1949年に初めて発売されたNOGUCHI RUDDER TABLE(ノグチ ラダー コーヒーテーブル)は、Isamu Noguchi (イサム・ノグチ)がデザインした、驚くほどシンプルな彫刻のようなラダーコーヒーテーブルです。 U字型のクローム製2本と船の舵を思わせるウッド製1本の3本の脚に支えられています。 優雅で軽やかな外観で、仕上げはウォールナット、エボニー(メープル材に黒着色)、ホワイトアッシュからお選びいただけます。
ノグチ・ラダーコーヒーテーブルは、テーブルであると同時に彫刻でもあります。 非対称でありながらバランスのとれた構成によって、ネイチェーとインダストリアル、美しさと機能が融合しています。 ウッドベニアの天板の形と、クロームとウッドの脚の組み合わせは、ノグチによる当初のデザインそのままです。
イサム・ノグチの代表的な作品であるガラストップのコーヒーテーブルに良く似たラダーコーヒーテーブルは、驚くほどシンプルで有機的なフォルムを巧みに用いて、美しさと高い機能性を兼ね備えたファーニチャーを生み出すノグチの技を体現しています。
このテーブルの名前は、船の舵(ラダー)を思わせるウッド製の脚に由来しています。 対をなす2本の脚はクローム製でヘアピンのようなカーブを描いているため、テーブルはラダーの脚の上に乗っているように見え、全体として軽やかで優雅な印象となっています。
W127 x D90.5 x H40cm
天板:ウッド
ベース:スチール(トリバレントクローム)
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1923年にミシガン州に設立されたHerman Miller(ハーマンミラー)は、後世に残るプロダクトを発表した巨匠らのマスターピースを揃え、戦後アメリカの家具産業の発展を担いました。1945年に「ネルソンバブルランプ」などをデザインしたジョージ・ネルソンがディレクターに就き、チャールズ&レイ・イームズをデザイナーに起用。「イームズシェルサイドチェア」や「イームズラウンジチェア」は大ヒットし、ハーマンミラーはノルと並んで、ミッドセンチュリーモダンデザインを代表する世界的家具メーカーへと成長しました。1994年に発表された「アーロンチェア」は、ハーマンミラーが20年間にわたって培った技術とノウハウを基に、キャスターから背もたれまで、より健康に良いデザインと多彩な機能のためにリマスターされました。
イサム・ノグチは、1904年日本人の父とアメリカ人の母との間にロサンゼルスで生まれました。コロンビア大学で医学を学び、レオナルド・ダ・ヴィンチ美術学校で彫刻を学びました。1927年にはグッゲンハイムフェローシップを受賞し、その後パリの彫刻家コンスタンティン・ブランクーシの助手を務めます。イサム・ノグチの活動は彫刻作品のみならず、Vitra(ヴィトラ)の「コーヒーテーブル」や、光の彫刻と呼ばれる株式会社オゼキの「AKARIシリーズ」など家具や照明のプロダクトデザイン、さらにモエレ沼公園(北海道)をはじめとするランドスケープデザインなど多岐にわたる分野を手掛けています。