MUSEO(ムゼオ コートハンガー)は、イタリアの家具ブランドZanotta(ザノッタ)のコートハンガー。同じくイタリアで活躍し、数々のプロダクトデザインを手掛けたEnzo Mari(エンツォ・マーリ)が1991年にデザインしました。
「長く使用できるもの、シンプルなデザインかつ特定の機能に特化することで、時代を超えて流行の変化に惑わされないもの、実験的ではなく生産工程に無理を生じさせないものを製作する」という目標のもとに誕生した、MUSEO(ムゼオ コートハンガー)。スチールフレームからなる洗練されたフォルムが、インテリアにアクセントを加えます。コート掛けとしてはもちろんのこと、帽子やバッグなどの小物類を掛けるのにもおすすめです。
W17 x D11 x H39cm
重量:0.3kg
スチール
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付属品:ネジ×2、アンカー×2
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Zanotta(ザノッタ)は、ブランド名にもなっているAurelio Zanotta(アウレリオ・ザノッタ)によって1954年に設立されたイタリア家具ブランドです。ソファメーカーとしてスタートしたザノッタは、60年代に入ると、前衛デザイナーらを起用し、斬新でユーモアある家具を生み出しました。ザノッタの代表作であるAchille & Pier Giacomo Castiglioni (アキッレ・カスティリオーニ & ピエル・ジャコモ・カスティリオーニ)の「メッザドロ」は、小作農、小作人を意味し、トラクターのシートを座面に用いたインパクトあるスツールです。日常の既成品に新たな役割を与えたそのデザインは、前衛アーティスト、マルセル・デュシャンの「レディメイド」の手法に似通います。アートとインダストリアルが融合し、座る椅子として機能を有す作品は、世界から注目されました。現在も新鋭デザイナーを起用し、彼らの好奇心や観察力から生み出された家具は世界を魅了しています。生み出した作品の5分の1は、世界の有名美術館のパーマネントコレクションに選ばれています。
Enzo Mari(エンツォ・マーリ)は、1932年ミラノ生まれ。ブレラ美術学校を卒業後、ブルーノ・ムナーリの紹介でダネーゼのプロダクトデザインを手掛けます。厳格な芸術家にして哲学者であるエンツォ・マーリは、「デザインは思想によって生まれる」と話し、独自の理論を深く追求し作品をつくり出しています。コンパッソ・ドーロ賞を四度(1967年・1979年・1992年・2001年)受賞し、イタリアを代表するデザイナーです。