イームズ エグゼクティブチェア
EAMES EXECUTIVE CHAIR(イームズ エグゼクティブチェア)は、別名「タイムライフチェア」。1959年にニューヨークのタイムライフビルの超現代的なロビーのために設計されたことが理由ですが、これはまさにふさわしい名前だと言えるでしょう、なぜなら、このチェアに腰を下ろした人は、その名の通り充実した時(=the TIME of one’s LIFE)を過ごすことができるからです。
ゆったりとしたサイズのチェアは、アルミニウム製の脚部とフレーム、見事に仕上げられた張地、張地と同素材のボタンのアクセント、そのほか伝統的な高級家具に特有の磨き抜かれたディテールを含め、すべてが最高級の素材でつくられています。
腰を下ろした瞬間にその快適性を実感できます。シートと背もたれのクッションはゆるやかに身体に沿い、シートのクッションは約11cm、背もたれのクッションは約8cmの厚さ。 アームレストにも十分なパッドが入っています。
イームズエグゼクティブチェアの幅は、ゆったりとした約67cm。豪華な座り心地が味わえます。シートの高さを調節する機能、リクライニングのためのチルト機構、そして安定性の高い5本脚が、さらなる快適性をもたらします。キャスター付とグライズ付のタイプがあります。
キャスター W68 x D50 x H90-94cm / SH47-51cm
グライズ W68 x D50 x H86-90cm / SH43-47cm
フレーム・ベース:アルミバフ
張地:レザー
キャスター:カーペット用
保証内容はメーカーの保証規定に準じます。
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1923年にミシガン州に設立されたHerman Miller(ハーマンミラー)は、後世に残るプロダクトを発表した巨匠らのマスターピースを揃え、戦後アメリカの家具産業の発展を担いました。1945年に「ネルソンバブルランプ」などをデザインしたジョージ・ネルソンがディレクターに就き、チャールズ&レイ・イームズをデザイナーに起用。「イームズシェルサイドチェア」や「イームズラウンジチェア」は大ヒットし、ハーマンミラーはノルと並んで、ミッドセンチュリーモダンデザインを代表する世界的家具メーカーへと成長しました。1994年に発表された「アーロンチェア」は、ハーマンミラーが20年間にわたって培った技術とノウハウを基に、キャスターから背もたれまで、より健康に良いデザインと多彩な機能のためにリマスターされました。
1907年ミズーリ州セントルイス生まれのCharles Eames(チャールズ・イームズ)と1912年カリフォルニア州サクラメント生まれのRay Eames(レイ・イームズ)は、ミッドセンチュリーを代表するデザイナーです。二人はアメリカのクランブルック・アカデミー・オブ・アートで学び、1941年に結婚しました。イームズ夫妻の活動は、第二次世界大戦を挟んでおり、新しい素材や加工技術が開発されると、それをデザインに取り入れ、家具を開拓しました。曲面が美しい「イームズシェルチェア」は、色鮮やかな成形プラスチック(FRP製)の座面とスチールパイプで作られた脚部が特徴です。これらの素材は、軽量でコストがかからず耐久性にも優れています。素材の特性を活かした「イームズシェルチェアは、FRP製の椅子で初めての量産製品となりました。