カルセリ ラウンジチェアの人の体を優しく包み込むフォルムは、ある雪の日に、娘と外で遊んでいたクッカプロが雪に倒れこんだ時にひらめいたという逸話が残っています。
クッカプロはそれからさらに数年の間、研究と試作を重ね、1964年、カルセリ ラウンジチェアが遂に完成しました。 カルセリ ラウンジチェアは世界のデザイン界から高い評価と注目を集め、1966年にはデザイナー、ジオ・ポンティが雑誌Domusの表紙にカルセリ ラウンジチェアを選びました。
本体 W80 x D97.5 x H92cm / SH37cm
オットマン W53.5 x H38cm
ホワイト グラスファイバー、スチール クロームメッキ、ホワイト グラスファイバー、革張り(ポリウレタンフォームあり)、フェルトグライド付
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Artek(アルテック)は、建築家であるアルヴァ・アアルトと妻のアイノ・アアルト、マイレ・グリクセン、ニルス=グスタフ・ハールの4人により、1935年ヘルシンキで設立。アルテックという社名は「アート」と「テクノロジー」という1920年代に沸き起こったモダニズム運動のキーワードを掛け合わせた造語で、テクノロジーはアートを取り入れることで洗練されたものとなり、アートはテクノロジーの力で機能的で実用的なものになるという思いを社名に込めました。フィンランドにある豊富な素材や北欧の造形感覚をデザインに取り入れ、北欧を代表する世界的モダンファニチャーブランドとなりました。近年、フランスのロナン&エルワン・ブルレックなど最前線で活躍するデザイナーとコラボレーションし、伝統をいかしつつ、存在感のある家具や照明を提供しています。
Yrjö Kukkapuro(ウルヨ・クッカプロ)、ヴィープリで生まれ、国際的に成功したフィンランドのデザイナーの一人です。彼は1958年にヘルシンキのInstitute of Industrial Artsを卒業後、1959年自身のデザイン事務所を設立、インテリア専門の建築家兼デザイナーとして活躍しながら、自らも教鞭をふるい、デザインを学ぶフィンランドの学生たちを数世代にわたって指導していました。ウルヨ・クッカプロによるカルセリ ラウンジチェアは、1974年にThe New York Timesによって世界で最も快適な椅子として紹介され、ニューヨークのMoMA、ロンドンのVictoria&Albert Museum、 ストックホルムのNational Museum of Fine Artsなど世界中の美術館で、彼の展覧会が開催されました。