サーリネン コレクション ラウンドテーブル
SAARINEN COLLECTION ROUND TABLES(サーリネン コレクション ラウンドテーブル)は、ミッドセンチュリーモダンを代表する家具ブランドKnoll Studio(ノル スタジオ)のダイニングテーブル。建築や家具のデザインを数多く手がけたEero Saarinen(エーロ・サーリネン)によるデザインです。
こちらのテーブルは、1950年代のアメリカデザイン黄金期にTULIP CHAIR(チューリップチェア)と共に生まれたことから、別名チューリップテーブルとも呼ばれています。
テーブル下のスラム化(椅子やテーブルの脚による混乱状態)を解決するため、サーリネンが目指したのは脚の本数を減らすこと。多大な研究を重ね、ペデスタル構造(中央一本で支える台座)を用いた一本脚の自立する円形テーブルを生み出しました。脚部には強度のあるアルミダイキャストを使用し、表面には焼付塗装が施されています。
様々な空間でご使用いただけるよう、脚部はホワイトとブラックの2種類、天板はラミネート、ウッド、大理石の3タイプ展開しています。また、豊富なサイズ展開(Φ91cm、Φ107cm、Φ120cm、Φ137cm、Φ152cmの5サイズ)でご用意しているので、お部屋の間取りに合わせてお選びいただけます。
Φ91 x H72cm(ラミネート / ウッド H73cm)
Φ107 x H72cm(ラミネート / ウッド H73cm)
※以下のサイズのオーダーはお問い合わせください。
Φ120 x H72cm(ラミネート / ウッド H73cm)
Φ137 x H72cm(ラミネート / ウッド H73cm)
Φ152 x H72cm(ラミネート / ウッド H73cm)
ベース:アルミニウム
天板:ラミネート / ウッド / マーブル / ラッカー
保証内容はメーカーの保証規定に準じます。
在庫状況により、納期は大幅に前後する場合がございます。
お急ぎの場合は、お問い合わせください。
大理石天板をご希望の際はお問合せください。
ドイツ出身のハンス・ノル(ウォルター・ノルの息子)は、1938年にニューヨークで家具ブランド、Knoll(ノル)を設立しました。ノルの経営にはデザイナーであり妻であるフローレンス・ノルも務め、夫婦で事業の発展に取り組みました。「ノル社の歴史は、近代デザイン運動の歴史でもある」と言われ、ミッドセンチュリーモダンを代表する家具ブランドとして国際的地位を確立しました。代表作には、ミース・ファン・デル・ローエの「バルセロナ・チェア」やエーロ・サーリネンの「チューリップチェア」など、20世紀デザインに多大な影響を与えた数々の名作家具があります。「使われる芸術品」と評されたノルの家具は、美しさと心地良さがあり、家庭のあらゆるシーンにおいて、モダンでありながら温かな空間を生み出してくれます。
Eero Saarinen(エーロ・サーリネン)は、1910年フィンランドのヘルシンキで生まれました。1923年に家族でアメリカへ移住し、1929年から2年間はパリで彫刻を学び、その後イエール大学で建築を学びました。1936年から、クランブルック美術アカデミーの校長であり、建築家である父Eliel Saarinen(エリエル・サーリネン)の助手を務めます。同アカデミーでイームズと出会い、協働して成型合板の技術を研究します。エーロ・サーリネンの「チューリップチェア」は成型合板の技術を生かした代表作です。
Φ91cmのテーブルは最大3人掛け、Φ107cmは4~5人掛け、Φ120cmとΦ137cmは5~6人掛けが可能です。1番大きなΦ152cmのタイプは8人まで座ることができ、オフィスの会議室や応接室に取り入れられています。(スタッフT.T)