Pierre Paulin(ピエール・ポラン)は、フランス・パリ生まれ。パリのエコール・カモンド校で家具の伝統を学び、イームズ、サーリネン、ネルソンから多大な影響を受ける。1950年代に入り、フランスのトーネット社、オランダのアーティフォート社から多数の製品を発表し、頭角をあらわす。1960年代にはオランダのアーティフォート社から、リボンチェアやタンチェアなど自身の代表作となる椅子を次々と発表し、同社のブランド確立に貢献しました。1987年国際インダストリアルデザイン賞を受賞、60・70年代のフランスを代表するデザイナーの一人です。