Pierre Guariche(ピエール・ガーリッシュ)は、フランス、パリ生まれ。パリの国立高等装飾美術学校卒業後、1951年に自身のデザイン事務所を設立し、新たな工業技術を用いた現代的で合理的なデザインに特に力を注ぎました。1952年にシュタイナー社から発売された、フランス初の成型合板の椅子「トノー」は、人気を博し高く評価され、1965年には革新的かつ手頃な価格で入手できる品質の高い家具のデザイナーに贈られるルネ・ガブリエル賞を受賞するなど、フランスモダンデザイン史で、重要な役割を果たしたデザイナーの一人です。