Konstantin Grcic

コンスタンチン・グルチッチ

Konstantin Grcic(コンスタンチン・グルチッチ)は、1965年ドイツ・ミュンヘン生まれ。デザイン界に新たな風を吹き込むドイツ人デザイナーです。1990年にロンドン王立芸術学院を卒業し、その後イギリス人デザイナー、Jasper Morrison(ジャスパー・モリソン)の事務所で働きました。1991年に自身の事務所「コンスタンチン・グルチッチ・インダストリアルデザイン」をミュンヘンに設立。ミニマリズムの潮流とは一線を画す革新的な作品を世に送り出しています。コンパッソ・ドーロ賞を受賞した照明「May day」(FLOS-1998)」とチェア「MYTO」(Plank-2007)は共にニュ-ヨ-ク近代美術館のパーマネントコレクションに加わっています。
Konstantin Grcic(コンスタンチン・グルチッチ)

Konstantin Grcic

コンスタンチン・グルチッチ


Konstantin Grcic(コンスタンチン・グルチッチ)は、1965年、ドイツ・ミュンヘン生まれ。イギリスのドーセットにあるJohn Makepeace Schoolで家具職人としての修行を積んだ後、ロンドンのRoyal College of Artに入学しました。
イギリスを代表するデザイナー、Jasper Morrison(ジャスパー・モリソン)の事務所に勤務した後、1991年にドイツ・ミュンヘンに「Konstantin Grcic Industrial Design(コンスタンチン・グルチッチ インダストリアルデザイン)」を設立。現在は、「Konstantin Grcic Design GmbH(コンスタンティン・グルチッチ・デザイン)」としてベルリンを拠点に、プロダクト、家具、照明のデザイン、建築とファッションのコラボレーションなど、さまざまな分野で活躍し、芸術、デザイン、建築の歴史、テクノロジー、素材を常に探求しています。
Vitra(ヴィトラ)やArtek(アルテック)、Magis(マジス)、ClassiCon(クラシコン)、Flos(フロス)をはじめ、日本では無印良品やJINSなどとコラボレーションしています。また、ファッションとライフスタイルの分野では、アウディ、ヒューゴボス、イッセイミヤケ、ルイヴィトン、プラダなどがクライアントです。
コンスタンチン・グルチッチの作品の多くは、国際的なデザイン賞を受賞しており、ニューヨークのMoMA(ニューヨーク近代美術館やパリのポンピドゥセンターなどの美術館に所蔵されています。

Magis CHAIR ONE(チェア ワン)
 
グルチッチの代表作とも言える「Magis(マジス) CHAIR_ONE(チェア ワン)」は、三角形を立体的にモジュールに落とし込んだ、まるで3Dのワイヤーフレームのような斬新なデザイン。アート作品としても空間を彩ってくれます。スタッキングも出来、屋外での使用可能なチェア ワンは、デザイン性だけでなく機能性や素材を探求するグルチッチらしいチェアです。
2003年ブループリント賞(100%デザインロンドン)、2004年コンパッソドーロ賞ノミネート。2005年オデルツォデザイン賞、2006年ドイツ・デザイン賞受賞。コンパッソドーロコレクション(ミラノ)、ヴィトリア&アルバート美術館(ロンドン)のパーマネントコレクションに選定されています。
Magis CHAIR ONE(チェア ワン)
 
2020年の新作チェア「Magis(マジス) BELL(ベル)」は、「手ごろな価格で用途が広く、循環経済にも配慮した椅子が作りたい」とマジスとグルチッチがタッグを組みました。植物の球根のようなフォルムでコンパクトながら安定感を兼備し、わずか2.7?と平均的なプラスティックチェアの約半分の重さ(マジス調べ)で移動にも便利。その軽さの秘密は、機知に富んだデザインです。また、原材料を最小限にしたことにより、製造時のエネルギー消費を抑え、マジスの家具製造と地元の自動車産業から排出される産業廃棄物を還元、全く新しいタイプの再生ポリプロピレンを100%使用しました。 現在、プラスチックによる環境への問題が重視される中、こういった社会問題にも注力しています。

Vitra STOOL-TOOL(スツール ツール)
 
「Vitra(ヴィトラ) STOOL-TOOL(スツール ツール)」は、あらゆる働く環境において多目的に使える「道具」として開発されました。用途を限定しないシンプルで堂々とした彫刻のようなその姿は、オフィスチェアでもオフィスシステムでもなく、その名のとおり実用的で汎用性の高い、働くための道具であるといえます。椅子とデスクの用途をひとつのデザインとして兼ね備えたフォルムは安定感があり、さらに、くりぬかれた持ち手により、簡単に持ち運びすることができ、10台までスタッキングも可能です。オフィスのオープンスペース、会議室、受付エリアなど、場所やシーンを選ばず多目的に使うことができます。

ClassiCon DIANA(ディアナ)
 
スチール製サイドテーブルシリーズ「ClassiCon(クラシコン) DIANA(ディアナ)」は複数のモデルがあり、サイドテーブル、ブックスタンド、インテリアなどを飾るディスプレイスタンドなど、使用する人の想像力次第で、使い方はさまざまです。あらゆる家具やインテリアと組み合わせることが出来、リビングルーム、ベッドルーム、書斎などのパーソナルスペースから、オフィス、ラウンジ、カフェなどのパブリックスペースまで幅広く活用できます。
同シリーズにはガラス天板とスチールを組み合わせたコーヒーテーブル「DIANA D(ディアナ D)」もございます。

FLOS OK(OK)
 
「FLOS(フロス) OK」は、Achille Castiglioni(アッキーレ・カスティリオーニ)& Pio Manzu(ピオ・マンズ)による名作「パレンテシランプ」の進化版と言えます。イタリア工業デザインのアイコンといえる「パレンテシランプ」に敬意を表し、オリジナルの「パレンテシランプ」を、最先端の技術を塔載した360回転するフラットなLEDへリデザイン。「パレンテシランプ」の括弧の形状は、スチールケーブル上で垂直にスライディングする機能を保持しますが、 OKはスイッチ機能と電子回路を搭載した小さな長方形のボックスへ、また以前の円筒状のウエイトは円錐形へ置きかえられました。 2016年に、“名作「パレンテシランプ」のもつエレガンスを大切にしながら、新しい進化形を提示してみせた”と言う理由で、イタリア工業デザイン界の最高の賞の一つ、コンパッソ・ドーロ賞を受賞しました。
FLOS MAY DAY(メイデイ)
 
「FLOS(フロス) MAY DAY(メイデイ)」は、取手はフックとしても使用することができ、ハンガーに引掛けたり、テーブルやデスクの上に吊り下げてペンダントライトとして、また床やテーブルの上に置いてマスコットスタンドとして、壁に引掛けてブラケットライトとして、様々な用途に手軽に使えます。4.8mのコードは取手に巻き取れるので電源から離れた場所にも照明を持ち出すこともできます。 2001年に、イタリア工業デザイン界の最高の賞の一つ、コンパッソ・ドーロ賞を受賞。MoMA(ニューヨーク近代美術館)にも永久コレクションされている名作です。


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