BROKIS

ブロッキス

200年以上続く吹きガラスの伝統技術を継承するチェコ・ボヘミア地方の老舗ガラス工場が、その技術を存続させるべく、2009年にプラハを拠点に活躍する若手女性デザイナー、Lucie Koldova(ルーシー・コルドバ)をアートディレクターに迎え、照明ブランド、BROKIS(ブロッキス)をスタート。 ボヘミアグラスの確かな技術に、彼女の瑞々しい感性、そして世界で活躍するトップデザイナー達のデザインが加わり、ヨーロッパで最も注目を浴びる照明ブランドへと成長しました。
BROKIS(ブロッキス)

BROKIS

ブロッキス


2006年にチェコで誕生した照明ブランド、BROKIS(ブロッキス)。 古くからチェコで受け継がれてきたボヘミアンガラスの伝統と、現代の最新技術やモダンなデザインを融合させた、斬新かつユニークなプロダクトで注目されています。
BROKISの製造を担うのは、チェコで2番目に古い老舗のガラス工場 JAŠTENJN GLASSWORKS(ヤンシュテイン・グラスワークス)です。1809年の創業以来、二度の世界大戦や三度の壊滅的な火災、国有化といったを苦難を乗り越えてきた歴史のある工場ですが、20世紀後半にかけては、ボヘミアンガラスの著しい需要低迷や高齢化による職人の減少などの理由で存続が危ぶまれる状況にありました。
そんなガラス工場の危機を救ったのは、同じくチェコ出身の実業家 Jan Rabell(ヤン・ラベル)氏。複数の金融機関で管理職を務めた経歴を持つ彼は、1997年、経営難に陥っていたヤンシュテイン・グラスワークスを買収して所有権を取得し、ボヘミアンガラスの復興を目指して改革を始めます。 ヤン・ラベル氏は、当時の工場に残されていた全てのサンプルに目を通して製造方法を見直した末、光学成形や高度な技術を要する伝統的な吹きガラスの手法に焦点を当てました。既に途絶えてしまっていた製造のノウハウについては、引退した職人たちを呼び戻して若い職人への継承をはかり、長らく忘れ去られていたボヘミアンガラスの技法を現代に蘇らせたのです。やがてヤンシュテイン・グラスワークスは、他の工場では製造不可能とされていた特殊な照明用ガラスの受注にも成功し、チェコで最も大きな照明ガラスの工場へと成長を遂げていきました。
BROKIS(ブロッキス) BROKIS(ブロッキス)

Jan Rabell

"Nothing's impossible; never say it can't be done."

不可能なことなどない、できないなんて絶対に言ってはならない。
ラベル氏の偉業はそれだけに留まりません。200年以上にわたるボヘミアンガラスの伝統と優れたクラフトマンシップを守ると同時に、未来に向けて新たな道を切り開いていきたいという想いから、2006年、照明ブランド「BROKIS」の設立に至っています。BROKISでは、チェコ出身の女性デザイナーLUCIE KOLDOVA(ルーシー・コルドバ)をアートディレクターに迎えるとともに、日本人デザイナーの柴田文江氏を含む、国内外のデザイナーを起用。腕のある職人たちと彼らのコラボレーションにより、従来の吹きガラスの可能性を広げる照明や、既成概念を打ち破るコレクションを次々に発表していきました。

  BROKIS(ブロッキス)
BROKIS(ブロッキス)
 
BROKISの照明といえば、ガラスのシェードに木や金属、皮革などの異素材を組み合わせたデザインや、ユニークなフォルムが特徴のひとつ。あかりを灯す夜も、灯さない日中にも、美しい姿を見せてくれます。BROKISの照明は機能面でも優れており「私たちが作っているのは美術館に飾られるアート作品ではなく、人々の暮らしの質を高めるための製品である。だからこそ私たちは常に革新し続け、完璧な技術のための努力を惜しまないのだ。」と ラベル氏は語っています。
そのようなデザインやコンセプトは国際的にも評価され、BROKISは権威あるデザインコンテストで数々の賞を受賞。今では100カ国以上で展開され、広く知られるようになりました。今日、BROKISと製造工場であるヤンシュテイン・グラスワークスには100名を超えるスタッフが在籍しており、互いに刺激し合い、楽しみながら照明づくりに励んでいます。 その様子はまるで、活気に満ちていたかつてのガラス工場を想起させるのではないでしょうか。ラベル氏率いるBROKISとヤンシュテイン・グラスワークスのさらなる飛躍に、ぜひご注目ください。




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