サーリネン コレクション チューリップ スツール
ミッドセンチュリーを代表する椅子、チューリップチェアのスツールタイプです。チューリップチェアと同様一本脚が印象的です。またシェルがないことで軽やかな印象も与えてくれます。表面は焼付塗装が施され、耐久性も高く、座も回転できる機能性あるチューリップスツールです。
サーリネンが目指したのは、テーブル下のスラム化(椅子やテーブルの脚による混乱状態)を解決すること。多大な研究を重ね、ペデスタル構造(中央一本で支える台座)を用いた一本脚の自立する椅子を生み出しました。世界初の一本脚椅子であり、それまでの椅子の概念を覆すものでした。
Φ40 x H43cm
ベース:アルミニウム
張地:ファブリック
回転式
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ドイツ出身のハンス・ノル(ウォルター・ノルの息子)は、1938年にニューヨークで家具ブランド、Knoll(ノル)を設立しました。ノルの経営にはデザイナーであり妻であるフローレンス・ノルも務め、夫婦で事業の発展に取り組みました。「ノル社の歴史は、近代デザイン運動の歴史でもある」と言われ、ミッドセンチュリーモダンを代表する家具ブランドとして国際的地位を確立しました。代表作には、ミース・ファン・デル・ローエの「バルセロナ・チェア」やエーロ・サーリネンの「チューリップチェア」など、20世紀デザインに多大な影響を与えた数々の名作家具があります。「使われる芸術品」と評されたノルの家具は、美しさと心地良さがあり、家庭のあらゆるシーンにおいて、モダンでありながら温かな空間を生み出してくれます。
Eero Saarinen(エーロ・サーリネン)は、1910年フィンランドのヘルシンキで生まれました。1923年に家族でアメリカへ移住し、1929年から2年間はパリで彫刻を学び、その後イエール大学で建築を学びました。1936年から、クランブルック美術アカデミーの校長であり、建築家である父Eliel Saarinen(エリエル・サーリネン)の助手を務めます。同アカデミーでイームズと出会い、協働して成型合板の技術を研究します。エーロ・サーリネンの「チューリップチェア」は成型合板の技術を生かした代表作です。