ロープ チェア
ロープ チェアは、シンプルな線画が三次元に変換され、空間にその姿を現し、まるでゆらぐ影のような芸術的なシルエットをしています。 ロナン & エルワン・ブルレック(ブルレック兄弟)によってデザインされたこの椅子は、正反対の要素を掛け合しています。 最新の技術とクリエイティブな表現、頑丈な構造と柔軟な背もたれ、固く無機質なチューブと有機的なロープで構成されています。
海や船上で使用するロープを椅子のフレームに用い、意外な快適性を実現しています。 体重を支える背もたれにロープを応用することで、人それぞれに合わせた快適性を生み出し、自由に体勢を変えることがきる動性の高い座り方はクリエイティビティを促します。 座った後にはまるで痕跡を刻むかのように、それぞれの人のフォルムを留めるロープチェアは、座る人によってもまたデザインされる、まったく新たな発想から生みだされています。
スチール製の本体とアッシュ材成形合板の座面で構成されるロープチェアは、ブラックとライトグレーの2色で展開します。 特徴的な背もたれと肘掛けのロープは、ブラックがポリエステル、ナチュラルはフラックス(亜麻)と、色に合う素材を選んでいます。
1本のロープが前脚のスチール内部から、バックレッグを通して取り付けられています。 接着材を使用せず、テクノロジーを駆使して硬度のあるチューブとしなやかなロープをつないでいます。
幅51cm x 奥行き44cm x 高さ80cm / 座面の高さ45.5cm
スチール、アッシュ材成形合板、ポリエステル(ブラック) / フラックス(ナチュラル)、フェルトグライド付
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Artek(アルテック)は、建築家であるアルヴァ・アアルトと妻のアイノ・アアルト、マイレ・グリクセン、ニルス=グスタフ・ハールの4人により、1935年ヘルシンキで設立。アルテックという社名は「アート」と「テクノロジー」という1920年代に沸き起こったモダニズム運動のキーワードを掛け合わせた造語で、テクノロジーはアートを取り入れることで洗練されたものとなり、アートはテクノロジーの力で機能的で実用的なものになるという思いを社名に込めました。フィンランドにある豊富な素材や北欧の造形感覚をデザインに取り入れ、北欧を代表する世界的モダンファニチャーブランドとなりました。近年、フランスのロナン&エルワン・ブルレックなど最前線で活躍するデザイナーとコラボレーションし、伝統をいかしつつ、存在感のある家具や照明を提供しています。
兄弟であるRonan & Erwan Bouroullec(ロナン & エルワン・ブルレック)は、フランスのカンペールで生まれ、現代のフランスを代表するデザイナーです。兄ロナンは、芸術学校を卒業したあと、すぐに自身のスタジオを構え、弟エルワンは、芸術学校に通いながら兄の制作を手伝っていました。ブルレック兄弟は、1999年からパリを拠点に活動し、小物や家具のデザインのみならず、公共空間や建築事業にも関わり、多岐にわたる分野で活躍しています。Vitra(ヴィトラ)やMAGIS(マジス)FLOS(フロス)など世界的家具メーカーから作品を発表し、パリのポンピドゥー・センターやニューヨーク近代美術館などに作品は収蔵され、各ブランドの信頼と拡大に大きく貢献しています。