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Cecilie Manz(セシリエ・マンツ)

Cecilie Manz

セシリエ・マンツ

Cecilie Manz(セシリエ・マンツ)は、デンマークを拠点に世界で活躍するデザイナー。家具や照明、テーブルウェアなど幅広くデザインを手掛け、2014年にはデンマークで最も貢献した文化人に授与される「Crown Prince Couple’s Culture Prize」をデザイナーとして初めて受賞しています。

そんなセシリエ・マンツは、1972年にデンマーク郊外の自然豊かなまちで生まれました。父のRichard Manzと母のBodil Manzは、ともに著名な陶芸家。マンツ一家は、1975年に日本随一の陶磁器の産地・佐賀県有田を訪れたこともあり、大の親日家としても知られています。

Cecilie Manz(セシリエ・マンツ)

両親の影響で、幼い頃からたくさんの職人や芸術家たちに囲まれクリエイティブな環境で育ってきたセシリエ・マンツ。当初は画家になることを夢見ていたようですが、デンマーク王立芸術アカデミー在学中、本格的にデザインの道を志し、卒業後はフィランドの名門ヘルシンキ芸術デザイン大学(現アアルト大学)に留学しています。 ちなみに、デンマークとフィンランドは同じ北欧諸国として近しい文化を持ちますが、デザインの手法については違いがあるのだとか。マンツは「デンマークのデザイナーは細部へのこだわりが強く、椅子の裏までデザインするのに対し、フィンランドのデザイナーは全体像への意識が強く、無駄を削ぎ落としたような洗練されたフォルムを生み出すのに長けている」と述べています。両国でデザインを学んだ経験は、マンツのデザイナー人生にも大きな影響を与えているのではないでしょうか。

大学卒業後の1998年、セシリエ・マンツはデンマークのコペンハーゲンに自身のスタジオ「CECILIE MANZ STUDIO」を設立します。当時といえば、若手デザイナーが世に出るまで最低でも5〜10年かかるといわれた時代。マンツ自身も苦節十年の末、2005年にLightyearsから発表した照明「Caravaggio」によって、ようやく脚光を浴びました。

Cecilie Manz(セシリエ・マンツ)

セシリエ・マンツは、美しさと機能性を持ち合わせたデザインを常に心がけています。プライベートにおいて2児の母でもあるマンツは「生活の中で実用的ではないもの、使い勝手のよくないものはデザインしない」という明確なポリシーを持ち、家族と暮らす自宅で、実際の使い心地をテストしています。 彼女が生み出すプロダクトは、シンプルでありながらもやわらかな表情が特徴的。そのインスピレーションの源は、どうやら日常の些細なところに隠されているようです。実は、マンツは子どもの頃からモノを収集するのが大好きで、ギフト用の包装紙やポストカード、はたまた森で拾った落ち葉や石ころも、マンツにとっては宝物でした。現在、スタジオの一角に飾られているお気に入りの雑貨類の中には、亀の子たわしや曲げわっぱなどの、日本の民芸品も含まれています。それらが持つ、色や質感、手触りなどのあらゆる要素が、創造のヒントになっているのです。

WORKSHOP CHAIR(ワークショップチェア)
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Muuto(ムート) WORKSHOP CHAIR(ワークショップチェア)」は、スカンジナビアのクラフトマンシップを彷彿とさせるダイニングチェア。使うほどに味わいを増す木の温もりと、バランスのとれたプロポーションが魅力です。

AIRY COFFEE TABLE(エアリーコーヒーテーブル)
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Muuto(ムート) AIRY COFFEE TABLE(エアリーコーヒーテーブル)」は、細いスチールフレームに支えられた天板が、まるで宙に浮かんでいるかのような、軽やかな佇まいを見せます。

COMPILE SHELVING SYSTEM(コンパイルシェルビングシステム)
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Muuto(ムート) COMPILE SHELVING SYSTEM(コンパイルシェルビングシステム)」は、スタイリッシュなスチール素材からなる、モダンなデザインのコンパイルシェルビングシステム。様々な空間にフィットする、機能性の高さで人気を集めています。

COMPILE BOOKEND(コンパイルブックエンド)
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Muuto(ムート) COMPILE BOOKEND(コンパイルブックエンド)」は、本や雑誌を美しくディスプレイするために考案されたブックエンド。自立する姿は、まるで彫刻作品のようです。

セシリエ・マンツは、こうしたものづくりが高く評価され、2018年にはメゾン・エ・オブジェの「Designer of the Year」にも選出されました。ベストセラーでありながらロングセラーでもあるマンツの作品は、これからも沢山の人々に愛され続けていくことでしょう。

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