STYLING|vol.19スタイリング|vol.19
BAMBOO FOREST
MAARKETトーキョーでは、2024年8月29日(木)から同年9月24日(火)までの期間、BROKIS BAMBOO FOREST(バンブーフォレスト)を展示いたしました。
新商品BAMBOO FOREST
BAMBOO FOREST(バンブーフォレスト)は、竹の林にそびえ立つ垂直の輪郭からインスピレーションを得て、デザイナー
柴田文江氏によりデザインされました。独特の雰囲気を醸し出すために考案された手吹きのガラスは、典型的な節点リングを備えた竹の茎を形成し、分厚い素材による微妙な影の形が柔らかなアクセントを生み出します。
サイズ、モデルタイプ、カラーが異なる6つの種類があるため、オリジナルの組み合わせや、インテリア空間でのアクセント照明としての使用が可能です。複数のライトを組み合わせることで、インテリアを竹林のような静寂な空間に変えることができます。
住宅のダイニングテーブルはもちろん、オフィスや飲食店・BARなど 様々な空間に相性がいい製品です。BAMBOOらしさを生かして和の雰囲気にもおすすめです。
日頃から交流があり、柴田氏のデザインの魅力や本質を深く理解されている作原氏によって、MAARKETトーキョー店内に「BAMBOO FOREST」の空間が生み出されました。
ガラスを単色でまとめるのではなく、2色をミックスしたスタイリングが特徴的。
一灯でも美しさを感じられますが、「FOREST」という名前の通り、多灯吊りすることで生まれるインパクトが空間全体を引き立てています。
さらに、天井高が低い場所でも、照明を低めに吊るすことで新たな空間表現の可能性を感じていただけたかと思います。
作原氏のスタイリングは、自由な発想でデザインを日常に軽やかに取り入れ楽しむ方法を示し、人とデザインの距離を縮めてくれました。
今回使用した壁の2色は、作原氏が抱く柴田氏のイメージに基づいて選ばれたもので、その点も非常に興味深いポイントでした。
空間を彩ったプロダクト
柴田氏がデザインした
BONBORI(ボンボリ)のインスピレーションのもととなっているのは、日本の伝統文化である祭りで参道を照らす紙製のあかり「雪洞(ぼんぼり)」。これは、雪で作った小さな家を表す言葉でもあり、そこで灯される幻想的なあかりもイメージソースのひとつとなっています。手吹きガラスに包まれているのは、もうひとつの日本古来のあかり「灯籠」にも通ずる優しい光です。
昔ながらの手吹きガラスの手法によって生まれるやわらかなフォルムと揺らぎ、自然や日常のワンシーンから想起する洗練された色をまとった
Henry Dean(ヘンリーディーン)のフラワーベースは、アートピースのような佇まいながら、つい触れたくなるような温かみをもっています。主な原料はリサイクルガラス。リサイクルガラスは扱いがむずかしい一方で、発色や気泡など思いがけない表情を生み出します。
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