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生涯を通じて蝶を愛したラウリッツェンが、オオカバマダラ(Monarch butterfly)にちなんで名付けた本作。二重に湾曲した美しく有機的なアームレストや、包み込まれるような心地よい座面、エレガントな真鍮製の脚部など、ディテールの達人らしい詩的な造形美が凝縮されています。

熟練の家具職人がすべてのパーツを手作業で幾度も研磨し、高い手技を惜しみなく注ぎ込むことで実現した彫刻的な仕上がり。時代を超えて現代の空間に美しく息づく、デンマークデザイン史に残る名作です。
W65 x D68 x H85cm / SH46cm
フレーム:オーク材 / マホガニー材
張地:Baru(ニューウール 87%、ポリエステル 10%、ナイロン 3%)/ Sif(ナチュラルレザー)
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CARL HANSEN & SØN(カール・ハンセン&サン)は、創業110年を超える歴史のあるデンマーク家具メーカー。ハンス J. ウェグナーの家具を最も数多く製作するメーカーとして知られています。1950年、 ハンス J. ウェグナーと協働して「Yチェア」をはじめとする名作家具を発表し、日本の家庭から商業空間に至るまで根強い人気を博しています。現在も妥協の無い高い技術とクラフトマンシップにこだわり、ボーエ・モーエンセン、アルネ・ヤコブセン、オーレ・ヴァンシャー、コーア・クリント、ポール・ケアホルム、モーエンス・コッホといった世界的にも知られたデザイナーの家具をはじめ、イーオスやストランド&ヴァスなど、 デザイン界の新世代達との協働を行うなど幅広いコレクションを発表しています。
Vilhelm Lauritzen(ヴィルヘルム・ラウリッツェン)は、デンマークを代表する建築家であり、デンマークモダニズムの父とも呼ばれています。彼が手がけた多くのプロジェクトは、当時としては画期的な、形態に機能を従わせた建築の好例として残されています。彼はそのキャリアを通じて、建築は一部の特権階級のためだけでなく、すべての人のために役立つ応用芸術であるべきだと主張しました。ラウリッツェンの代表的な作品には、現在ヴィルヘルム・ラウリッツェン・ターミナルとして知られるコペンハーゲン空港の最初のターミナル(1939年)、フレデリクスベアにある国営放送局の建物ラジオハウス(Radiohuset、1945 年)、コペンハーゲンのコンサートホールVega(1956年)、ワシントンDCのデンマーク大使館(1960年)などがあります。