















幾何学的な構成が美しいこのミラーは、鏡の一部が旋回する独自の設計が特徴。わざわざ手鏡を手に取らなくても、スイングさせるだけで自身の横顔を簡単に確認できる画期的な実用性を備えています。これは「鏡の一部を広げるだけで済むなら、なぜわざわざ別の鏡を持つ必要があるのか?」という、彼女の合理的かつ独創的な発想から生まれました。
無駄を削ぎ落としたミニマルなフォルムでありながら、必要な機能のすべてがスマートに収められています。日常の何気ない動作をエレガントに解決するアイリーン・グレイの哲学が息づく、機能美を極めたマスターピースです。
W58 x D38(max) x H64cm
フレーム:スチール クローム仕上げ
ミラー:ガラス
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1990年に誕生したClassiCon(クラシコン)は、ドイツ、ミュンヘンに本拠地を構える家具メーカーです。クラシック(古典)とコンテンポラリー(現代的な)を掛け合わせたブランド名は、温故知新を思わせ、クラシコンフィロソフィーのもと、その両翼を担うプロダクトを生産し展開しています。クラシコンを代表するデザイナーの一人にアイルランド生まれのアイリーン・グレイ(1878-1976)がいます。建築家であり、デザイナーであるグレイは、1920年代から抑制の効いたデザインで、女性デザイナーの先駆けとして活躍しました。彼女がデザインしたアジャスタブルテーブルは「20世紀のデザイン・アイコン」といわれ、ニューヨーク近代美術館(MoMA)の永久コレクションに加わりました。現在は気鋭のデザイナーとのコラボレーションも行っており、ミニマリズムとは一線を画す独創的なデザインを展開しています。
1878年、アイルランドで生まれたEileen Gray(アイリーン・グレイ)は、Le Corbusier(ル・コルビュジェ)自身を嫉妬させた女性デザイナーです。パリで出会った日本人留学生菅原精造から漆技法学び、彼女の作品に漆が使われるようになりました。その後、バウハウスのマルセル・ブロイヤーに刺激され、漆からスチールパイプを用いた家具を手掛けていきます。前衛的なモダンデザイン家具を生み出した数少ない女性デザイナーです。