Pio Manzù

ピオ・マンズー

Pio Manzù(ピオ・マンズー)は、イタリア・ベルガモ生まれのインダストリアルデザイナーで、20世紀イタリアを代表する彫刻家ジャコモ・マンズーの息子として生を受けました。その芸術的な背景の中で育ち、自然とデザインの道を志すようになります。 ドイツのウルム造形大学(Hochschule f??r Gestaltung Ulm)を卒業後、1962年にはマイケル・コンラッドとともに国際自動車デザインコンテストに参加し、英国車「オースティン・ヒーレー3000」をベースにした革新的なデザインで見事優勝を果たしました。 その後、1968年にはフィアット社の自動車デザイン・コンサルタントとして参画し、未来の小型車の在り方について研究を行いました。彼が構想した車両デザインは、のちの「FIAT 127」などに強い影響を与え、モダンカーの原型ともいえる先進性を持っていました。 また、彼の活動は自動車分野にとどまらず、ALESSI(アレッシ)をはじめとする家具・照明ブランドでも多数のデザインを手がけ、実用性と美しさを兼ね備えた製品を生み出しました。合理性と人間中心設計を融合させた彼の哲学は、今日に至るまで多くのデザイナーに影響を与え続けています。 しかし、彼の才能が花開いた矢先、1969年、交通事故により30歳の若さでこの世を去りました。その短い生涯にもかかわらず、彼が遺したデザインと思想は今なお輝きを放っています。

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