ドクター・スクッド
世界的デザイナーPhilippe Starck(フィリップ・スタルク)が手がけたハエたたきです。文字通り“ハエを打つ”という機能を備えながらも、そのデザインはあくまで彫刻的で、表面に浮かび上がる人の顔が視覚的なアクセントを与えています。熱可塑性樹脂で成形された本体は、軽量で扱いやすく、使用しない時にはインテリアの一部として空間に溶け込みます。
一見してハエたたきとは思えない佇まいながら、その造形は日常に潜むユーモアとデザインの可能性を静かに語りかけます。美術館に展示されてもおかしくないこの道具は、まさに“使うアート”。ありふれた生活用品に意識を向けるきっかけを与えてくれる、そんな一品です。
W9.3 × D6.7 × H44/0.1kg
熱可塑性プラスチック樹脂
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生産地:イタリア
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ALESSI(アレッシ)は、1921年にイタリアで創業されたデザイン・ハウスです。家庭用品やキッチンウェアを中心に、美しく機能的なプロダクトを手がけてきました。芸術性と実用性を兼ね備えた製品が特徴で、世界的に著名なデザイナーたちとのコラボレーションにより、数多くのアイコニックなアイテムを発表しています。 代表的な製品には、Philippe Starck(フィリップ・スタルク)がデザインしたレモン絞り器Juicy Salif(ジューシーサリフ)や、Michael Graves(マイケル・グレイヴス)による笛吹きケトルなどがあり、いずれも日用品の枠を超えたアートピースとして高く評価されています。 「夢の工場」とも称されるアレッシは、デザインを通じて日常生活に楽しさと感動を届けることを理念としており、スタイリッシュかつユーモアに富んだ製品は、世界中のデザイン愛好家や家庭で長く愛され続けています。
Philippe Starck(フィリップ・スタルク)は、1949年フランスのパリ出身。パリの美術学校エコール・カモンド卒業後、4年間ほどピエール・カルダンのアートディレクターを務めました。1982年、当時のフランス大統領フランソワ・ミッテランの依頼を受け、エリゼ宮殿の内部改装を担当し、一躍注目を浴びます。その後も内装、家具、プロダクトなど幅広く活動し、日本では浅草の隅田川沿いにある「金の炎」アサヒビール・スーパードライホール・フラムドールの建築が有名です。