イームズ プラスチックシェル サイドチェア ワイヤーベース DSR
イームズシェルサイドチェアを含む成型プラスチック製のチェア数種類は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)が主催した「ローコスト家具デザイン国際コンペ」のためにデザインされたもの。 チャールズ&レイ・イームズ夫妻は、家具デザイナーとしての目標を「最大多数の人びとに最のものを、最低価格で提供すること」と掲げました。
イームズ夫妻は、持ち前の好奇心と情熱、新しい素材への興味、そして新しい形の探求において、遊び心を持って数々のデザインを生み出しました。素材と製法に関する長年の研究を経て誕生したイームズシェルチェアは、アメリカンファニチャーのスタイルを変えたともいわれています。
イームズ夫妻はチェアのデザインにあたり、デザイン性と同等に快適性や座り心地を重視しました。シェルの背もたれは柔軟性があります。また、シートポケットは深く、シート手前のフロントエッジは緩やかに下向きにカーブしているので、長時間快適に座り続けることができます。 流線型のエッフェルワイヤーベースを用いた有機的な形と洗練されたラインは、ダイニング、リビング、ファミリールーム、ホームオフィスなどあらゆる場所にフィットします。
シェルには100%リサイクル可能なポリプロピレンを使用しています。ベースにはトリバレントクローム仕上げを採用しているため、その他のクロムメッキの加工工程に比べて環境への負荷が抑えられています。 ハーマンミラーは、誕生から半世紀以上経った今なお発売当初のデザインを守り、チェアの改良に取り組み続けているのです。
W45.7 x D54.6 x H80cm / SH44.5cm
シートシェル:再生ポリプロピレン
ベース:スチール
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1923年にミシガン州に設立されたHerman Miller(ハーマンミラー)は、後世に残るプロダクトを発表した巨匠らのマスターピースを揃え、戦後アメリカの家具産業の発展を担いました。1945年に「ネルソンバブルランプ」などをデザインしたジョージ・ネルソンがディレクターに就き、チャールズ&レイ・イームズをデザイナーに起用。「イームズシェルサイドチェア」や「イームズラウンジチェア」は大ヒットし、ハーマンミラーはノルと並んで、ミッドセンチュリーモダンデザインを代表する世界的家具メーカーへと成長しました。1994年に発表された「アーロンチェア」は、ハーマンミラーが20年間にわたって培った技術とノウハウを基に、キャスターから背もたれまで、より健康に良いデザインと多彩な機能のためにリマスターされました。
1907年ミズーリ州セントルイス生まれのCharles Eames(チャールズ・イームズ)と1912年カリフォルニア州サクラメント生まれのRay Eames(レイ・イームズ)は、ミッドセンチュリーを代表するデザイナーです。二人はアメリカのクランブルック・アカデミー・オブ・アートで学び、1941年に結婚しました。イームズ夫妻の活動は、第二次世界大戦を挟んでおり、新しい素材や加工技術が開発されると、それをデザインに取り入れ、家具を開拓しました。曲面が美しい「イームズシェルチェア」は、色鮮やかな成形プラスチック(FRP製)の座面とスチールパイプで作られた脚部が特徴です。これらの素材は、軽量でコストがかからず耐久性にも優れています。素材の特性を活かした「イームズシェルチェアは、FRP製の椅子で初めての量産製品となりました。
イームズのシェルチェアといえば、誰もが一度は見たことのある名作ですよね。そのデザイン性や座り心地はもちろんですが、耐久性や信頼性も魅力のひとつ。ハーマンミラーは保証期間を5年と定めているので、長く安心してご愛用いただけますよ。(スタッフM.K)