PIRKKA STOOL
PIRKKA STOOL
W44 x D28 x H44cm / SH42cm
バーチ材、パイン材
木材や大理石等の天然素材に関しては、木目、節、虎斑、すじ、色味等の個体差が生じます。
天然素材ならではの個性としてお楽しみいただければと思います。
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サウナの休憩時に腰掛けて涼むための椅子として考案された「ピルッカ スツール」は、フィンランドの伝統的なデザインに着想を得た「ピルッカ」シリーズのひとつで、現代の住空間にも自然に溶け込みます。
脚部やフレームには頑丈なバーチ材、座面はカーブを描いた二枚のパイン材を使っています。
椅子を持ち運ぶ際に便利な、座面の中央を横切る隙間が特徴で、二種類の高さがあります。
ピルッカスツールには、人々に親しまれ受け継がれている伝統を、現代そして未来へと生かしたいというIlmari Tapiovaara(イルマリ・タピオヴァーラ)の想いが詰まっています。
アルテックは、建築家であるアルヴァ・アアルトと妻のアイノ・アアルト、マイレ・グリクセン、ニルス=グスタフ・ハールの4人により、1935年ヘルシンキで設立。アルテックという社名は「アート」と「テクノロジー」という1920年代に沸き起こったモダニズム運動のキーワードを掛け合わせた造語で、テクノロジーはアートを取り入れることで洗練されたものとなり、アートはテクノロジーの力で機能的で実用的なものになるという思いを社名に込めました。フィンランドにある豊富な素材や北欧の造形感覚をデザインに取り入れ、北欧を代表する世界的モダンファニチャーブランドとなりました。近年、フランスのロナン&エルワン・ブルレックなど最前線で活躍するデザイナーとコラボレーションし、伝統をいかしつつ、存在感のある家具や照明を提供しています。
イルマリ・タピオヴァーラは、1914年にフィンランド・ハメーンリンナで生まれました。ヘルシンキの大学ではアートと家具デザインを専攻し、イギリスやスウェーデンなど他国でもデザインを勉強しました。パリでは短い間、ル・コルビュジェのオフィスで働き、アメリカではドイツから移住していたミース・ファン・デル・ローエのオフィスで働きました。海外での様々な経験と尊敬するアアルトの精神を受け継ぎ、フィンランドのハンディクラフトの要素と機能性と量産性を兼ね備えたデザインを手掛けました。彼の代表作「ドムスチェア」は、学生寮「ドムスアカデミカ」の内装設計を請け負う際にデザインした椅子です。